コース
鱧唐寿美 松茸網焼き 酢橘
先付は鱧の唐寿美と、網焼きの松茸に酢橘。灰色の鉢に紅葉の葉を一枚。
香りが良い。水気も少しあって、味が広がる。鱧らしさがしょっぱすぎず良く、酢橘で松茸の味が引き立つ。
紅葉鯛 松茸昆布〆 菊花 塩昆布 煎酒
向付は紅葉鯛と、松茸の昆布〆。菊花、塩昆布、煎酒で。木の葉の形の皿に、鯛の薄造りと松茸の刺身、酢橘、山葵。
鯛は少しの旨味もありつつ、昆布で味を増やしている。松茸は刺身にすると、さくさく感が増して味もフレッシュ。刺身のほうが、より酢橘が活きる。
松茸土瓶蒸し 才巻海老 鱧 三ツ葉
松茸の土瓶蒸し。才巻海老と鱧、三ツ葉。猪口に酢橘。
分かりやすい出汁と、松茸の香りと味。具にも香りと味が残る。
松茸フライ 萩銀杏
松茸のフライに、萩の銀杏を串で。酢橘。
ほくほくで、さくさく。香りと味は普通。
焼き松茸 近江牛炭火焼き 栗
主菜は焼き松茸と近江牛の炭火焼き、栗。御品書きには松茸と飛騨牛のすき煮との二択があって、炭火焼きのほうを。杉の葉を敷いた黒い皿に。
香ばしさが良くて、甘みもある。肉は脂身がなく、美味い。やはり炭火焼き。栗も美味い。
釜炊き松茸御飯 赤出汁 香の物
釜炊きの松茸御飯。蓋を開けると、割いた松茸が御飯の上に広がっている。取り分けて、赤出汁と香の物。胡瓜としば漬け、菜。
水菓子 柿 / 和菓子 旬房の煎餅
水菓子は柿が二切れ。和菓子は「旬房」の刻印が入った丸い煎餅。
まとめ
グランド ハイアット 東京の旬房で、10月の松茸コース。先付の網焼き、向付の昆布〆、土瓶蒸し、フライ、主菜の焼き松茸、釜炊きの御飯と、松茸が6皿に出てくる。9月の光悦では3度だったのが、10月は倍になった。
同じ松茸でも、皿ごとに違う。網焼きは酢橘で味が引き立ち、刺身はさくさく感が増してフレッシュで、酢橘がより活きる。土瓶蒸しは出汁と香りが分かりやすい。フライだけは、香りと味が普通だった。
一番残ったのは主菜。近江牛の炭火焼きは脂身がなくて美味く、焼き松茸は香ばしさに甘みもある。やはり炭火焼き。栗も美味い。
次は11月、松茸の後に何が来るか見てみたい。