コース
石垣鯛のセビーチェ トマト きゅうり
白い斑点の皿に、薄く引いた石垣鯛。上に半分に切ったミニトマト、輪切りのきゅうり、赤玉ねぎ、赤いスパイス。
魚が美味い。スパイシーなのも、魚が良いからこそ成立している。トマトと玉ねぎとパクチーの取り合わせが、いかにもメキシコ。
五島豚のチョリソー 五島塩豆腐のワカモレ カンパーニュ
カンパーニュの一切れに、五島の塩豆腐で作ったワカモレを塗り、五島豚のチョリソーを粗く崩して載せる。オレガノの葉を散らす。
香りはチョリソーだが、口に入ると豚の旨味が来る。ワカモレがまろやかで、豆腐のぶん軽い。
チラキレス 五島トマト とうもろこしのトルティーヤ
赤茶の鉢に、とうもろこしのトルティーヤを五島トマトのソースで煮たチラキレス。崩したフレッシュチーズ、薄切りの白玉ねぎ、ディル。
味は本格的なメキシカン。トマトが甘くて美味い。
カンパチ バナナの葉 胡麻とニンニクのサルサマッチャ
灰色の皿にバナナの葉を広げ、厚く切ったカンパチを載せる。上に胡麻とニンニクと唐辛子の黒いソース。
中華のような匂いがする。味は魚の旨味と調味料という感じで、ナッツと甘辛さが乗る。カンパチの火の入り方はちょうど良い。
牛モモ肉の炭火焼き モレソース カリフラワーの素揚げ
黒い皿に、ロゼ色に焼いた牛モモ肉を2切れ。茶色いモレソースを敷き、ピスタチオをまぶしたカリフラワーの素揚げを3つ並べる。
炭火の香りが立って香ばしい。引き締まった味で、肉の旨味と噛みごたえが良い。
五島そうめん あごだし
灰緑の椀に、澄んだあごだしと五島そうめん。青ねぎの小口切りを散らす。
出汁が美味い。味は少し濃いめだが、塩が立つわけでもしつこいわけでもない。
五島いも焼酎のバスクチーズケーキ
白い皿に、表面を黒く焼いたバスクチーズケーキが一切れ。五島のいも焼酎を使っている。
鉄板焼きのチーズのような濃厚さ。チーズは柔らかい。
まとめ
カラリト五島列島の restaurant Shiro で12月2日の夜。石垣鯛のセビーチェから、五島豚のチョリソー、五島トマトのチラキレス、バナナの葉のカンパチ、牛モモの炭火焼き、あごだしの五島そうめん、最後は五島いも焼酎のバスクチーズケーキまで7品。
良かったのは魚。セビーチェの石垣鯛は、スパイスが効いていてもそれに負けない。バナナの葉のカンパチも火の入り方がちょうど良くて、胡麻とニンニクの黒いソースは中華のような香りがした。
メキシコ料理として通しているのはトマトと玉ねぎとパクチー、そしてトルティーヤとモレソースのほう。チラキレスは本格的で、五島のトマトが甘い。そこに五島そうめんとあごだしが一皿だけ挟まるのが、この店の作り方だと思う。