コース
サーモンのタルタル
ガラスの器に丸く盛ったサーモンのタルタル。ラディッシュの薄切りとキャビア、金箔。
バジルソースとハーブの香りが際立つ。ディルの風味がアクセントになって、爽やかに始まる。
シーザーサラダ
ロメインレタスと能登ポークベーコン、パルメザン、クルトン。
レタスのシャキシャキ感と能登ポークベーコンの旨みが絶妙に調和する。ニューヨークグリルのシーザーサラダの再現度が高い。
クラブケーキ
北陸産の紅ズワイ蟹。揚げ色のついた丸い一つに、レムラードソースを弧に敷いてある。
蟹の風味が贅沢に詰まっている。レムラードソースとミニハーブサラダが爽やかさを加えて、蟹の旨味を引き立てる。
ニューイングランドクラムチャウダー
スモークベーコン、ポテト、セロリ。
具だくさんで濃厚な仕上がり。こちらもニューヨークグリルの味をしっかり再現している。パンにつけて食べるとより一層美味しい。
能登牛サーロインのグリル
網目の焼き目がついた能登牛のサーロイン。マッシュポテトと焼いた野菜。
能登牛の旨味が凝縮された贅沢な味わい。脂っこいので、金沢玄米甘糀のマスタードが程よいアクセントになる。ニューヨークのグリルの組み立てに、地のものが一つ入っている。
ニューヨークチーズケーキ
スペキュロスクッキーとサワーチェリークーリー、ストロベリーソルベ。
濃厚でなめらかな味わいで、これも再現性が高い。サワーチェリークーリーの酸味とストロベリーソルベが爽やかなアクセントを加える。
まとめ
パーク ハイアット 東京のニューヨーク グリルとのコラボレーションで、あちらのシグネチャーを金沢で出すという企画だった。
面白かったのは、ただ再現するだけで終わっていないところ。シーザーサラダもクラムチャウダーもチーズケーキも、元の味の再現度が高い。そのうえでベーコンは能登ポークになり、クラブケーキは北陸の紅ズワイ蟹になり、メインは能登牛のサーロインになる。器の形はニューヨークのままで、中身が北陸に置き換わっている。
能登牛は旨味が凝縮されているぶん脂も強いので、金沢玄米甘糀のマスタードで受ける。ここも地のもので処理していた。
コラボレーションの期間しか食べられないコースなので、次に金沢へ行くときは通常のメニューのほうを見てみたい。